'Sympho Canvas®' concert
森のサカナ
みみをすましてたびしよう
 

BankART 1929 Yokohama 1Fホール
(みなとみらい線馬車道駅徒歩1分)
2008年3月7日(金) 18:00
8日(土) 14:00/ 18:00

開場は各開演の30分前
全公演終了。ご来場ありがとうございました!

一般:2,500円 学生:2,000円 小学生:1,000円(税込)
当日入場料金:それぞれ500円をプラス・全席自由・100席

現代は、iPODや携帯電話に見られるような
極めてハンディーでポータブルな音楽再生装置により、
いつでもどこにいても比較的高音質の音楽を聴くことが出来る時代です。
この手軽さはしかし、音楽の持つ最も大切な心地良さ
=音の空気感に包み込まれること=
を忘れさせてしまっています。

このコンサートは
多くの日本人が忘れてしまっている音楽の空気感を取り戻し、
更には演奏者だけが身を置ける楽器に囲まれた空間を再現することによって、
ヘッドホン・ステレオを聴いて育ってきた若者たちの、
両耳の間だけに定位する空気感の欠如した音楽鑑賞、というものに一石を投じ、
あらためて音のシャワーの中に身をおく心地良さに目覚めて欲しい
と願う中で生まれてきたプロジェクトです。

音空間の見地からステージと客席という区分けの概念を取り払い、
残響時間が3.7秒というBankART1929 Yokohama1Fホール内の
すべての場所/空間が音源となりうる、
64ch マルチ・サウンドシステム(シンフォキャンバス®)を駆使し、
注目のアーティストたちの世界初演の音楽作品による
まったく新しいライブ・パフォーマンスを演出します。

さらに光や映像が音楽に与える影響を大切に考え、
シンプルでありながらもダイナミックな空間映像のパフォーマンスで
リラックスして思い思いに空間を探検できる場を作ります。


構成・演出:さとうじゅんこ
音楽・演奏:種子田郷
音楽・演奏・歌:さとうじゅんこ
音響デザイン:宮本宰
映像演出:michi
美術・グラフィックデザイン:三浦秀彦
 
美術・映像・照明 協力:武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 有志
企画・制作:Sympho Canvas® コンサート実行委員


■チケット取扱い・お問合せ
eメール: ticket@on-coo.com
info@suara.jp
Phone: 045-805-0309 (リードサウンド株式会社)
  03-3907-0790 (project suara)
チケット予約: お名前、ご連絡先、チケットの種別、枚数を、メールまたはお電話にてお知らせ下さい。当日、窓口にて前売料金にて取り扱いさせていただきます。
* メールの件名を「森のサカナチケット申込み」として下さい。


主催: ON-COOプロジェクト(音響空間研究会)
共催: 横浜市
協賛: ZAIM、、 リードサウンド株式会社 、BJ ELECTRIC、 加賀コンポーネント株式会社
協力: project suara, BankART1929, ポートサイドステーション, TVKエンタープライズ
助成: 平成19年度横浜市創造的芸術文化活動支援事業
宮本 宰
昭和23年長野県生まれ。早稲田大学理工学部在籍中、カレッジフォークのグループを結成してアルバム1枚、シングル3枚をリリースするが、そこで録音作業の妙に魅せられて音響技術者を志すこととなる。昭和49年3月ヒビノ電気音響(株)[現:ヒビノ(株)]に入社。国内ではまだ業界として確立していないPAの世界にとびこみプロフェッショナルの仕事として位置づけるべく文字通り寝食を忘れ没頭する。オリジナル・サウンド・システムとしては、その長寿命で世界で3本の指に数えられるHH3000システムの開発・設計(昭和51年)、ライブ・ステージの演出に革命をもたらしたミニチュア・マイクロフォン・シリーズの松下通信工業(株)との共同開発(昭和61年)、大型施設での音響設備の設計・施工・コンサルティング、そして数多くの国内外アーティストのライブ・ミキシングを経た後、主に海外アーティストの音響コーディネーターという新分野を確立してきた。昭和58年以降、約20年間で手がけた海外アーティストのコーディネートは、延べ450余りにのぼる。その豊富なフィールド経験に基づく的確なコーディネートは、海外アーティストからの絶大な信頼を得ている。また、PA業界の発展にも心をくだき、「演出空間仮設電気設備に関する調査研究委員会」委員、「特定ラジオマイク利用者連盟」理事、「日本舞台技術安全協会」幹事会副議長などを歴任している。その後平成14年ごろより、ヘッドフォン・ステレオや携帯電話のダウンロード音楽再生などがもたらす、矮小化された音楽の聴かれ方に危機感を覚え、本当の音楽の心地良さをあらためて見つめるべく音楽の再生音場の“空気感”に徹底的にこだわり、新しい音空間を表現する音響システム「シンフォキャンバスR」を提唱して、現在に至る。
= 主な実績 =
☆ 設備音響の設計・施工・コンサルティング
横浜アリーナ、赤坂ブリッツ、横浜ブリッツ、札幌スピカホール、他
☆ コンサート・イベント音響のプラニング&コーディネート
AEROSMITH, BILLY JOEL, BOB DYLAN, BOZ SCAGGS, BRYAN ADAMS, DAVID BOWIE,DEEP PURPLE, DOOBIE BROTHERS, ELTON JOHN, ERIC CLAPTON, EW&F, GENESIS,GEORGE HARRISON, GEORGE MICHAEL, GUNS N’ ROSES, HUEY LEWIS & THE NEWS,IRON MAIDEN, JANET JACKSON, JEFF BECK, KISS, METALLICA, MOTLEY CRUE,PAUL McCARTNEY, PHIL COLLINS, PINK FLOYD, RINGO STARR, ROD STEWART,ROLLING STONES, SANTANA, THE WHO, TOTO, VAN HALEN, WHITE SNAKE, YES,YOKO ONO, Z.Z.TOP, and many more ...
冨田勲プロジェクト(「愛・地球博」前夜祭「幻想交響コンサート よみがえる源氏物語絵巻」他)、東京モーターショー、日本科学未来館(オーバルブリッジ)、大規模試写会(東京ドーム、西武ドーム、武道館、有明コロシアム、国技館 他)

種子田 郷
音楽家。サウンドアートユニットproject suara主宰・プロデューサー。サウンドが主体性を帯びた不可視の身体として存在するという独自の音響表現を確立、Taguchi(音響開発・技術者)との共同作業を重ね、リアルでジオグラフィカルなサウンドプロジェクションを実現。ダンスや映像・美術・衣装など多分野のアーティストとの対等な創造行為の可能性を追求した公演シリーズ「sound+dance+visual」、音響技術の発想を強度ある豊かな音楽価値へと変換するプロジェクトシリーズ「sonotectural4d」を主催。若手を中心とした現代日本の美意識を積極的に取り入れ、時代性・地域性を背景としながらも力強い直感に満ちた作品作りを行う。07年「vision in black」(ジェノヴァ・テアトロデッラルキヴォルト、セストサンジョヴァンニ・スパツィオミル)、06年sound+dance+visual vol.7「セクエンツィア〜さひづる庭」(横浜美術館グランドギャラリー)、06年美加理との共作による『生のものと火を通したもの/闇の碧』(ダンストリエンナーレTOKYO2006)等を発表。コンテンポラリーダンスを中心とした舞台芸術作品に数多く参加し、森山開次、能美健志、神村恵、東野祥子などの作品で、徹底した音響デザインによるシステムを導入しラップトップでのライブ演奏を行った。他に能楽師・津村禮次郎、舞踏家・室伏鴻らと共演。「存在感のある音」(NYtimes)、「水墨画のような濃淡を描き、皮膚にまとわりつく電子音」(舞踊評論家・石井達朗)と評される。06年11月新作CD『sketch 2006』発表。CD「60 sound artists protest the war」(ATAK)参加。ジャワガムラングループsuara所属。

さとうじゅんこ
作曲家。歌い手。project suara主宰・ディレクター。東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻修了。フランスアクスマティック音楽の作曲と演奏に触れ、独自の時空間芸術の実践に取り組む。主催公演「sound+dance+visual」「sonotectural4d」で構成・演出を手がけ、ダンスや映像との共演多数。07年2月イタリア2都市で発表した「vision in black」(ジェノヴァ・テアトロデッラルキヴォルト、セストサンジョヴァンニ・スパツィオミル)において演出・主演。同年3月sound+dance+visual vol.9「蛹」(ZAIM別館2階ホール)構成・演出・出演。同年3月能美健志ソロ作品「ビオトープ」構成・演出。05年能美健志&ダンステアトロ21「四季」(BankART1929 Yokohama ホール)にヴォイスパフォーマーとして出演。04年森山開次「あらはさのくう」(青山円形劇場/ダンスビエンナーレTokyo 2004)音楽担当。その他、aki.nagatani & danscapes、BABY-Qなどの舞台作品に楽曲を提供。近年では、音楽療法や機器開発の現場へと応用の場をひろげるほか、幅広い分野・文化的背景を持つ若手芸術家との交流・知的共同作業を行い、グローバリズムの抱える問題とも向き合いながら創造力豊かなアートネットワークの構築を目指す。一方で、日本人としては数少ないジャワガムランのシンデン(女声歌手)として演奏活動を行う。ガムラングループsuara代表。

三浦 秀彦
デザイナー。Cloud Design 代表。66年岩手県生まれ。千葉大学工学部工業意匠学科卒、同大学院修了。ヤマハ株式会社デザイン研究所勤務後、97年渡英、ロイヤル・カレッジオブアート(RCA) ID&Furniture(MA)コースでロン・アラッドやアンソニー・ダンに学ぶ。00年クラウドデザイン設立。プロダクト、家具、空間、インタラクション等のデザインの実践と実験を行い、日常の中にある創造性や意識と現象の関係性を思考している。また、90年代より地平線や地形、大気をテーマに身体性やインタラクションを意識したインスタレーションの制作と発表を続ける。96年「最も遠くにある音に耳を傾け、それに音をつけ加えてみる。」Gallery Canolfan(名古屋)、01年「大気の地形にそって」Gallery Art Space (東京)、04年「等高線を辿って」日本科学未来館(東京)、「Tube/Cave」BankArt 馬車道(横浜)などがある。project suaraによる「art live - sound+dance+visual」シリーズでは、インスタレーションや美術、グラフックデザインを担当。

michi
映像を使い空間を自在にコントロールするヴィジュアルアーティスト。映像=質を持った光として捉え、空間全体をキャンパスとしてフレームレスに描く。抽象性と有機性が生み出す美しくダイナミックな空間は、人の感覚へ自然に訴えかける体感的な表現となっている。ミュージシャンやダンサーを中心に様々な表現者とのコラボレートを展開し、高い結果を残してきた。05年にはmichiの映像空間を中心に企画・開催された「CONSCIOUS -意識-」公演(青山・スパイラルホール)で話題をぶなど、映像の進むべき次のステップを探求し、そこへ踏み込んだ表現は各界で高い評価を得ている。06年、07年にBNN社から出版された「日本の映像作家100人」にも紹介されている。日本国内に留まらず、イギリスやフランスでも、その映像空間は反響を呼んでおり、06年、パリ近郊のメディアアート美術館 Le CUBE(フランス)において映像パフォーマンス・講演への招聘や、ロンドン(イギリス)のICA(現代美術館)でもパフォーマンスなどを行っている。舞台作品では、能美健志ソロダンスパフォーマンス「BIOTOPE」やproject suara「sound+dance+visual」(BankART 1929馬車道)等での公演、またオペラの舞台やバレエダンサーとの作品でも映像による演出を手がけ、新しい世界を創り出している。